【広告業界】で内定を勝ち取る為のファーストステップ
就活や転職で高い人気を誇る広告業界。
「華やか」「激務」「ブラック」という様々なイメージがある中、広告業界の具体的な仕事内容や必要とされる人材・スキルなどについては、実際あまり知らないのではないでしょうか?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
本記事では、広告業界で働く筆者が、競争率の高い広告業界に就職する為に「まずするべき事」をお伝えします!
この記事を読むことで、広告業界を目指すあなたがまずしなければいけない事が少しでも理解でき、内定獲得に向けた具体的な一歩を踏み出せるはずです。
広告会社の内定を勝ち取る為には
さて、いきなり核心をつくような見出しをつけていますが、「広告会社」に就職する・内定をもらう事はもちろん簡単な事ではありません。あなたがライバルと差をつけ志望企業から採用してもらうには、この記事を含めたたくさんの情報を読むこともそうですが、実践や行動に移したりするなど、それなりの努力が必要になってきます。
ただ、どんな努力をしなければいけないのか、考え方はシンプルです。
ずばり、「広告業界について、一歩ずつしっかりとした正しい知識を深める」という事です。
これは広告業界に限った話ではありません。どんな会社の面接でも、しっかりとした知識を付けていないと正しい受け答えができず、採用にはつながりません。ですので、まずは広告についての知識を少しでも正しく、そして深く理解する必要があります。
まずは広告業界を知ろう
1.「広告の種類」を知ろう
広告業界についての一歩目はやはり、「広告」の種類について知るところからだと考えます。世の中に出ている広告はそれぞれどのような種類・役割があるのかしっかり理解する事が大前提です。
このレベルであれば、ネットや本でもすぐに調べる事が出来ると思うので、しっかり理解しましょう!
2.「広告代理店の種類」を知ろう
そして更に、広告代理店の種類についても理解する必要があります。同じ広告代理店であっても、大規模に様々な媒体を扱える会社もあれば、専門媒体に特化した会社もありますから、どの会社がどの媒体を扱う広告会社なのかを理解する事も重要ですね。
3.「広告の仕事内容」を知ろう
そして次に、広告会社の具体的な仕事内容について知る必要があります。「ブラック」「華やか」「クリエイティブ」・・広告業界には様々なイメージがありますが、実際に具体的にどんな仕事をしているのか、なかなかイメージが付きづらいのでしょうか。広告会社には、営業からプランナー、デザイナー等様々な部署が横断して仕事をしており、そのあたりの業務領域の複雑さが、仕事内容を分かりづらくさせているのかもしれません。
ただ、このブログ内でも、現役広告マンの筆者がかなり具体的に広告の仕事内容について書いている記事がありますので、そういった現場の人の話を聞いたりして、少しでもイメージを膨らめる事が大切です。
【広告会社の仕事内容とは】①チョーリアルな事例を基にプロジェクト受注までの7つの流れについて説明!
広告の仕事内容をある程度しっかり理解できると、「広告業界で必要になってくるスキルや人材」についてもイメージが膨らむと思います。では実際にどのような能力が求められるのか、代表的な3点について説明します。
広告業界に求められる人材・スキル
1.分かりやすく「伝えられる」人材
広告代理店には、営業やマーケティング、クリエイティブ方面など、さまざまな職種がありますが、そのどれに就くにしても伝える力は必須になります。
具体的な仕事内容の記事でも触れましたが、広告の仕事は一人で完結する事がほぼ皆無で、常に誰かを巻き込み仕事を進めていきます。社内のメンバーに仕事を依頼するにも、状況をきっちり理解したうえで、相手に過不足なく伝え、具体的に指示をする事が出来る人材は信頼されます。
また、顧客に対してはプレゼンや商談を通して自分たちの企画や提案内容を理解してもらわなければいけません。ここでも、相手の理解度を察しながら何を伝えていく必要があるのかを瞬間瞬間で判断し言葉に変えていく必要があります。さらに、対峙する顧客は大企業のマーケターが中心となりますので、論理的思考能力の高い人たちばかりです。論理的に、そして分かりやすく会話を進めていく事が求められます。
2.世の中のトレンドに敏感な人材
「広告」という商材は、メーカーが生産するような「形があるモノ」ではなく、その時に世の中が注目している媒体やコンテンツを利用して生み出される「無形商材」です。
こういったサービスは流行り廃りが目まぐるしく、次々と新しいサービスが出てきます。
ですので広告会社で働いていると、社内メールなどで毎日のように「媒体情報」や「トレンドコンテンツ」などの情報が共有されてきます。
できる人材は、こういった情報をこまめにチェックしてすぐに企画書にまとめ上げて、顧客に提案します。顧客側からしても、どんどん新しい情報を持ってきてくれる営業に対しては信頼を置いてくれ、仕事を任せてくれるようになります。
逆に、このように新しい情報をいつも勉強したりキャッチアップするのが苦手な人は、いわば、「自分の売り物」に対してキャッチアップが遅れますので、広告会社で働く事は厳しいかもしれません。
3.知力・体力のタフな人材
広告の仕事は「無形商材」と申し上げましたが、広告という商品はさらに、「サービスに決まりや限界がない」というのが特徴の一つです。
ひとつのキャンペーンを実施するにも、タレント候補は無数にいますし、媒体や広告手法も何パターンもあります。その中から、案件ごとにふさわしい広告に企画として創り上げていくのです。
裏を返すと、「提案する範囲に際限がないため、いくらでも準備できちゃう」という事です。
つまり、「良い企画」にしようと思えば思うほど「答え」はありますし、採用してもらうには「色んなパターン」を用意していた方が確率があがります。
結果、世の中の広告業界で働く人たちは、時間を忘れ、夜遅くまで頭を振り絞り、ぎりぎりまでアイディアを出したり提案内容を工夫したりしてしまうのかもしれません。
より広告業界のことを理解する為のリソース
さて、本記事では、広告業界の内定を勝ち取るにはまずは「広告業界の事を良く知る」事が重要だと説明しました。本ブログでも、広告業界のアレコレについて皆さまの有益になるような記事を発信し続けていく所存ですが、より5感をフル活用し、色んな角度から業界の事を知る事で、理解度の深みが増します。
ですのでここからは。どうやって広告業界の知識を高めていくか、代表的なリソースについてご紹介します。
1.業界本を読み込む
本屋や図書館にいけば、就活や転職向けのブースがあり、必ず広告業界の業界本も陳列しています。
本記事で紹介したような業界の基本的な構造や種類といった内容から、元電通マンが語る業界の裏話みたいな内容まで多岐にわたって出版されており、そういった本を読んで、広告業界について少しずつ理解を深めていくことが重要です。
2.インターンへの参加
もしあなたが学生であれば、インターンを通した「現場体験」も必ずしておくべきでしょう。
インターンとは、学生が企業で実際に働くことができるという、職業体験制度を指します。
このときの体験は、社会人になったときに大いに役立ちます。また、インターンは就職活動の先駆け的な要素もあり、インターンをきっかけに就職活動を始める方も多くいます。
実際に就業体験をしておくことで、就職活動本番のミスマッチを防ぐことができますし、インターンに参加した学生がそのまま選考に移る、というケースも珍しくありません。
インターンは、就職活動において重要な第一歩となる活動になるのです。
3.OB・OG訪問を通して、現場で働く先輩から情報を得る
OB・OG訪問とは、大学の先輩などに会い、会社での働き方や求められている資質、仕事のやりがいなどを聞きに行くためのものです。
OB・OG訪問の目的は、自分の興味ある分野、業界に関わる先輩が、リアルな現場でどのような仕事をしているのかを知る非常にいい機会です。もちろん、その企業に入社したいという希望が強いのであれば、入社意思を先輩社員に伝えることで、人事の担当者にそのことが伝わる可能性もあると思います。
大学のキャリアセンターなどに行けば、OB・OG訪問の手引きなどがあるはずですので、そこで自身の気になる企業で実際に働いている先輩に連絡を取り、会い、根掘り葉掘り聞く事が出来れば、入社後のイメージがグッと膨らむはずです。
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