【未経験でも広告業界に入れる?】広告業界への転職でやるべき事
就活や転職で高い人気を誇る広告業界。
「華やか」「激務」「ブラック」という様々なイメージがある中、広告業界の具体的な仕事内容やリアルな働き方などについては、実際あまり知らないのではないでしょうか?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
商社で働いていた業界未経験の筆者が広告代理店に転職した経験を基に説明します。
これを読むことで、業界未経験の人がどのようにして広告業界に就職できるのかイメージする事が出来ます。
就職活動で広告業界への道を諦めていたり、別業界から広告業界を目指しているあなたへ「未経験からの広告業界転職」の参考にしてください!
そもそも、広告業界に転職して正解だった?
この記事の筆者である私は、新卒で入社した専門商社から、2年で広告会社に転職しました。
職種こそ「営業」という共通項はありました。
しかし、建材(有形)と広告サービス(無形)という商材との違いや、営業する顧客レベルの違いなど、180°違う業界でのチャレンジでした。
広告業界に転職してよかった事
それでも、大学のころから広告業界への憧れを持っていた中で、今の仕事に就く選択をした事は今でも正解だったと思います。
大学生のころから想像していた「消費者の心を動かす仕事」という業界像は、実際に経験してみてその通りでした。
自分が手掛けたプロジェクトが世の中に出て反響を受けたときの喜びや感動は、広告業界ならではで、いつもやりがいを感じます。
また、広告の仕事は社内連携や顧客提案などコミュニケーションの機会が頻繁です。
社内への指示や顧客への提案は論理的に説明する必要がある為、自身の考えを「言葉」や「図」にまとめたり、物事を建設的に考えていく思考が自然と磨かれていきます。
私自身その点が苦手でしたが、この仕事を通して成長できたという実感があります。
①自分が手掛けたプロジェクトが世の中に出て反響を受けたときにやりがいを感じる。
②社内への指示や顧客への提案は論理的に説明のために、物事を建設的に考えていく思考が自然と磨かれる。
広告業界に転職して後悔した事
一方で、商社時代と比較してみて「商社の方がよかった」と思う面もあります。
商社は様々ありますが、担当していた「卸売り」というビジネスモデルは良くも悪くも「売上の波」が少なく、決まった顧客からの受注が見込まれるビジネスモデルです。
つまり言い換えれば「安定」している仕事でした。
逆に広告は、もちろん規模が小さく定期的に受注が取れる案件もありますが、1案件数千万円~数億円という規模感の仕事を取る事が多いです。
受注出来れば予算の面では安泰ですが基本的に競合とのコンペを勝ち抜いていかなくてはなりません。
取った取れない、の波が比較的激しい業界ですので、その点焦りや不安などストレスを感じる部分が多いです。
「安定した商社の卸売りビジネス」と「ハラハラ刺激性のある広告ビジネス」両方経験でき、どちらが自分に合っているかを確認できた点は良かったと思います。
【就職活動の学生向け】ゆくゆく広告業界へ転職するには?
さて、本記事の本題に移っていきます。
就活で広告代理店から内定がもらえず、でも将来広告代理店に入りたい!と思っている学生に向けて説明します。
①入りやすい業界で「営業」を経験してから広告代理店へ転職
「営業」についてはどの広告代理店も常に人が足りておらず、優秀な人材を求めてます。
何年間か営業を経験し、営業を通して人を動かし利益を生み出してきたという経験やスキルがあれば、広告営業マンとしても通用するでしょう。
しかしオススメは、広告業界と関わりのある業界の営業にいることです。
新聞や雑誌、webといった「マスコミ」「メディア」はもちろん「印刷業界」「出版社」も広告業界と関わりがとても深いです。
営業であれば毎日のように広告代理店とコミュニケーションをとるため、普段の営業活動が評価されてヘッドハンティングされる場合があります。この業界間の転職・移動は多いです。
また、広告代理店の顧客となる、消費者を相手にするような「消費財メーカー」や「流通」「小売り」といった業界を経験するという選択肢もあります。
広告代理店からしたら自分達の顧客の事をよく分かっているいるため効果的です。
②メーカーや小売のマーケティング職から広告代理店へ転職
広告代理店の「戦略プランナー」や「企画部門」は専門的な知識が要求されるためハードルが高くなります。
ただ最初に入る企業で、消費材メーカーや小売業でマーケティング部門や経営部門で経験が出来れば、広告代理店への転職の可能性は大いに高まります。
マーケティング部門や役職に行くまで大変だと思いますが、広告代理店に活かせるスキルを得られる為、確実な転職プランです。
【別業界で働く転職者向け】広告業界へ転職するには?
次に、現在別業界で働いており広告業界へ転職を考えている社会人がやるべき事を説明していきます。
①「チームを動かすスキル」をアピールする
もし今の職種が「営業」である場合、広告代理店でまず目指す職種は「営業」に定めましょう。
理由は先ほど言った通り、「別業界の営業」から「広告代理店の営業以外」にいきなりステップするのはかなり難しいからです。
営業への転職ポイントは、「チームをまとめて大きな実績をあげた経験」をアピールする事です。
筆者も前職で、「建設」というプロジェクトを経験し、「仕入先」「施工業者」や「現場監督」に指示を出し力を合わせて完工させた経験を面接で話しました。
広告営業は社内リソースをまとめてプロジェクトを完成させる仕事になるので、複数人で一つの案件を完成させたという経験は重要なのです。
広告業界でも活かせる!とアピール
それと同時に重要なのは、その経験を通して「広告業界でも同じようにスキルを発揮できる」という事を面接でアピールする事です。
本記事や業界本を通して、広告代理店の営業の仕事内容を出来るだけ正確に理解したうえで、自身が培ってきたスキルが「普遍的であり広告業界でも活かせる」という伝え方が出来れば採用の可能性は高まります。
②会社内でのイベントや広報に携わる
また、職種が営業でない場合でも、今の会社で「イベントや広報」を企画するという経験をすることもアドバンテージになり得ます。
例えば、私の前職の商社では業界関係者向けの展示会が年に1回開催され、全社でチームを作り準備を進めていました。また周年記念パーティーなどで豪華ホテルを貸切って開催していました。
広告はそのようなイベントを企画・運営する側になるので、単純に広告業務の経験になります。
ですので今の会社にそういったイベントがあれば積極的に取り組んでみて学んでみるのがいいでしょう。
【共通】未経験者が広告業界に転職する為にやるべき事!
同時に広告業界の仕事内容を出来る限り理解する事
別業界での仕事でも広告業界に通ずるような経験をする事で、それが広告業界に転職する際のアピールに繋がるんだという事を説明してきました。
具体的には、「チームで1つの案件を動かしていくこと」「会社内のイベントや広報を企画する」事といった内容でした。
そしてそれと同時に、広告業界の仕事をしっかりと理解する事が重要になります。
「自身の経験・スキル」と、「将来の仕事の知識」両方を持ち合わせていくことで、「出来る事」と「求められる事」が合致し、面接でも論理的な説明ができるようになりますので、広告業界の知識はしっかりつけていくことが重要です。
【広告会社の仕事内容とは】チョーリアルな事例を基にプロジェクト受注までの7つの流れについて説明!
このように、本ブログでも「広告業界」について様々な角度から情報発信していきますので、一つでも多く記事を読み、広告業界の仕事内容についてイメージを膨らませていってください!
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