【新卒・中途の企業研究】ADKの年収は?採用のポイントは?
コロナ禍で難しくなる就活や転職。
就活や転職活動スキルは学びつつ、受けたい人気企業の研究は出来てるでしょうか?
こんな疑問を解決する記事を用意しました!
本記事では、広告代理店に勤める筆者が以下を紹介します。
・ADKの事業や成長性
・ADKの年収や残業は?社員によるリアルな口コミ
・ESや面接内容から見る就職、転職のポイント
この記事を参考にしていただき、現在の自身に置かれた状況ややるべきことを少しでも理解して頂ければ幸いです!
ADK 会社情報
グループ概要
ADKは現在、持株会社体制へ移行しており、4つの主要会社が存在します。
それぞれの会社について一言で説明すると以下です。
【ADKホールディングス】
グループ会社全体の人事や総務、管理系の仕事をします。
【ADKマーケティング・ソリューションズ】
基本、ADKの営業はこの会社になります。
【ADKクリエイティブ・ワン】
デザイナーさん達の会社です。
【ADKエモーションズ】
ドラえもんなど、コンテンツの版権管理をします。
■手がけるサービス・事例
ADKといえばアニメコンテンツを使ったプロモーションが特徴・強みです。
採用サイトの事例でもワンピースやクレヨンしんちゃんの事例が出てくると思います。
特にドラえもんはADKがライセンス(ドラえもんを使う権利)を持っており、最近よく見る「実写ドラえもんCM」はすべてADKが絡んでいます。
ADKオフィスでも意識してるようです。会議室にもドラがデカデカと居ました。
■今後注力する事業・成長性
ADKの中長期的な事業ビジョンは以下です。
中長期的な事業ビジョンを『顧客を資本と考える・顧客体験創造会社』としました。消費者を動かし顧客にとっての「歓びの体験」をあらゆる接点で、継続的に、かつ一貫して提供していくことで、顧客の価値を上げてクライアントのビジネス成果に貢献していきたいと考えています。ADKの2本柱であるマーケティング事業、コンテンツ事業は、この事業ビジョン実現に向けてさまざまな施策を実行していきます。
ごあいさつ ADK https://www.adk.jp/about/message/
難しい表現が多いですが、このメッセージを読み解くに重要なキーワードは「体験」です。
「体験」というのは広告業界だと、TVCMのような一方的なマス広告ではなく、企業と顧客双方でコミュニケーションが発生するでのプロモーションを意味する事が多いです。
ADKの強みである「マーケティング」や「コンテンツ」を活かし、SNSやイベントなど顧客体験価値を上げる広告事業ビジョンを描いているようです。
Vokerでは多くの社員が口コミとして事業展開について言及がありますが、ADKには強みと弱みが明確にあるようです。
ADKはドラえもんを中心にした、コンテンツを活用した広告事業が電博に比べて強いという事。
それに比べて「デジタルが圧倒的に弱い」という弱みがあるようです。
業界3番手として手を打ってるようですが、事業ビジョンにも記載ないように、デジタルに大きく舵が切れてない点で将来性が不安という声も多くありました。
■組織体制・企業文化の口コミ
「年功序列などの雰囲気が残りつつ、電博に比べ若手にも裁量が大きい」とのように、大手ほど風通しは悪くないが昔ながらのコミュニケーションスタイルなどは残っている伝統的な日系企業のようです。
口コミでも、デジタルに弱みがあると言及がありますね。。。
ADK 平均年収
社員の平均年収:792万円(有価証券報告書調べ)
https://heikinnenshu.jp/kininaru/adk.html
ADKの平均年収は792万円で、部長だと1,311万円クラスになります。
さすが業界3番手で、電博に比べれば見劣りしますが平均水準より高い傾向にあります。
■年収・給与面の社員口コミ
残業代は月5~10万円前後が相場のようです。
ADK 労働環境・働きやすさ
・残業は月平均31.4時間
https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a09100000066xh3&q_no=6
・ただ部署位によってかなりワークライフバランスに偏りがある。量産系の部署だと現場立ち会いなどがあり土日出勤する事もしばしば。
■ワークライフバランスの口コミ
■女性の働きやすさの口コミ
■ADKの女性の働きやすさ
・時短勤務など働きやすい環境が用意されている印象。
・口コミ評価を見る限り働くママも多く、女性の働き方や幸せを大切にする風土が根付いている体制のようです。
【ADKへ就職】選考のポイント
ここからはADKに入社するためにすべきことを説明します。
ADKが求める人材
“ADKの「デジタル」への構造改革をリードする開拓者精神のある人材”。
これはADK転職HPで人事部長が言及している内容です。人事部長は会社を代表した発言をするので、この人材は転職者・新卒関係なく求められる人材です。
理由や詳細について詳しく言及しています。
ベインキャピタル傘下に入って、いわゆる身軽な状態になりました。より機動力を上げるためにも構造改革が必須だと考えています。
ADK採用ホームページよりhttps://adk-career.jp/special/index.html
短期で構造改革を目指すためには、良いところは残しつつ、全社員がデジタル化を中心としたスキルのアップデートを目指し、デジタル×専門性を持つ、様々なプロフェッショナルを目指してもらっています。
ADK採用ホームページよりhttps://adk-career.jp/special/index.html
採用サイトのメッセージから読み取るに、
デジタル化に向けて構造改革を進める中で「構造改革スピリットのある人材や、デジタル×専門知識の高い人材」が求められています。
「デジタル」に対する弱みを克服しようという姿勢が採用にも出ている事が分かりますね。
求める人材のポイント
ADKの事業内容や求める人材像から重要なアピール要素はずばり、
「デジタル分野への強みや意欲を見せる事」です。
人事部長がデカデカと
「デジタルへの構造改革をリードする人間が欲しい!!」
と言ってるので間違いないでしょう。
現にADKはデジタルが弱いと言われており、社員も課題として口コミしています。そんな課題を解決できるかもしれない人材であればES・面接でも注目される可能性が非常に高いはずです。
今までの経験でSNSを使って面白いことや課題を解決した事があれば記載しましょう。
もし何もない場合は、デジタル分野への意欲を見せる事がポイントになります。
過去のES•質問内容
次に、過去内定者のESを抜粋します。Unistyleに掲載される内定者の口コミから重要な点をまとめました。
以下が過去のESです。参考にしながらADK攻略における重要ポイントを解説します。
ESや面接攻略のポイント
キーワードは「周りを巻きこむ」
ADKに限らず広告業界のESで重要なアピールはずばり、
「周りを巻き込んで何かを成し遂げた」経験を語る事です。
広告は営業1人で解決する仕事がほとんどありません。デザイナー、メディア、プランナー、様々な人と一緒にプロジェクトを進めていきます。
周りの人と調和しながら仕事をリードしていける人材は広告業界に適性があります。ES・面接でも注目される可能性が非常に高いです。
ESや面接でもそのあたりの質問は必ず出てくるでしょう。
今までの経験で周りと力を合わせて課題を解決した事があれば記載しましょう。
【ADKへ転職】応募のコツ
エージェントは「複数登録」が必須
転職エージェントには様々なタイプがあります。
広告業界に転職を目指す人が転職エージェントを選ぶときは、「特化型」と「総合型」の併用することで成功率を上げるのが鉄板です。
- 業界特化型エージェント
求人数は少ないが、広告業界に特化した知識とアドバイザーが魅力 - 総合型エージェント
業種業界を問わず大量の求人案件を保有、守備範囲が広い
転職活動では主に上記2種のエージェントを同時に複数登録し進めていくようにしましょう。
【ADK】おススメ転職エージェント
実際にDNPへの転職で使うべきエージェントは以下です。
まずはこのエージェントをすべて登録してDNPの求人があるか探してみましょう!DNPへの入社で使うべき転職エージェント
①マスメディアン(広告業界特化型)
②リクルートエージェント(総合型)
③duda(総合型)
マスメディアン
広告業界特化型エージェントNo,1「マスメディアン」です。
マスメディアンは、広告、マーケティング・クリエイティブ職種に強みを持つ転職エージェントです。
マーケティング・ク リエイティブ関連の専門誌を発行する「宣伝会議」のグループ会社として、宣伝会議の人脈や情報ネットワークを駆使し、転職者の方を支援してきました
広告は独特な業界ですので、マスメディアンのような特化型のエージェントが頼りになります。
マスメディアンの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
リクルートエージェント
業界最大手「リクルートエージェント」です。
20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全年代におすすめできる転職エージェントです。
求人の取り扱い量が多いのははもちろんですが、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
まずこのサイトで気軽に「どんな企業の求人があるのかな?」といった所から調べてみると入りやすいと思います。
リクルートエージェントの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
doda
トップブランドの知名度と、豊富な求人数を誇る「doda(デューダ)」です。
dodaの保有する求人数は、リクルートエージェントに次いで高く。国内2位のボリュームです。
また、dodaの最大の特徴は、一般には出回らない「非公開求人」の割合が非常に高い点です。(※求人全体のうち8~9割ほど 2020年12月時点)。
実際に私もdodaからjekiの営業求人を発見しました。
他社に比べて、希望条件に見合う求人を多数提案してくれるという点で評価が高いエージェントになります。
dodaの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではADKについて紹介しました。
ADKは収入や働き方も業界の平均水準より高く優良企業だといえます。
その分入社する事も非常に難易度の高い企業ですので、ぜひ企業研究を深めて先行に臨みましょう。
ここれをきっかけにADKをもっと調べてもらい、選択の幅を広げてもらえればと思います
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