【新卒・中途の企業研究】LINE株式会社の年収は?就職のポイントは?
コロナ禍で難しくなる就活や転職。
就活や転職活動スキルは学びつつ、受けたい人気企業の研究は出来てるでしょうか?
こんな疑問を解決する記事を用意しました!
本記事では、毎日LINE株式会社と一緒に仕事をしている広告代理店に勤める筆者が以下を紹介します。
・LINEの事業や成長性
・LINEの年収や残業は?社員によるリアルな口コミ
・ESや面接内容から見る就職、転職のポイント
この記事を参考にしていただき、現在の自身に置かれた状況ややるべきことを少しでも理解して頂ければ幸いです!
LINE 会社情報
グループ概要
LINEは現在カンパニー制へ導入しており、複数の事業体で組織されています。
それぞれの事業について、サービス事例で分かりやすく説明していきます。
■手がけるサービス・事例
LINE公式アカウント
LINEといえばコミュニケーションアプリ「LINE」の運用がメイン事業です。
みなさん、LINEに友だち登録している企業からメッセージが届きますよね。
実は、企業があなたにメッセージを配信する度に1〜3円くらいの費用が発生しており、それがLINEのメイン収益になっています。
☝のように、企業の中には面白いコンテンツを提供するアカウントがありますよね。
LINE株式会社はプラットフォームを提供するだけで、実はアカウントの企画は広告代理店が請け負っています。
LINE広告
よくタイムラインやLINEニュース紙面にこのような広告が流れてないですか?
こういった広告事業もLINEのメイン収益の1つです。
アカウントの運用同様、通常は広告代理店が間に入り運用します。
LINEマンガ
エンターテインメント事業の1つにLINEマンガがあります。
コインを払うとデジタル上で漫画が読める、出版事業です。
LINE Pay
フィンテック事業で主力メニューといえばLINEPay。あなたは使ってますでしょうか?
電子決済がこれから主流になる中で、PayPayに次ぐ利用者数を誇ります。
■今後注力する事業・成長性
ざっくり事業の一部を説明しましたが、とにかく幅広いジャンルの事業を手掛けているのが特徴です。
それを説明するために、Zホールディングスとの資本提携の背景から分かりやすく解説します。
2019年11月、Zホールディングス(旧ヤフー)とLINE経営統合を発表しました。
この統合目的の1つ目は、LINEユーザーをYahooのネットショップサービスに誘導したい狙いです。
zホールディングスには、yahooショッピングやpaypayモールなど、豊富なECプラットフォームがあります。
今後発展していくEC事業へ、ほとんどの国民が使うLINEユーザー経由で送客する狙いがあるのです。
2つ目はPay事業さらに強化して金融機関としての立ち位置を盤石にする事です。
金融業界もデジタルシフトの転換期にあります。その中でpaypayとLINEpayがタッグを組むことでイニシアチブを取っていくのが狙いです。
2つの目的に共通している点は、双方のビッグデータを活用して更にいいサービスに発展させる点です。
現代のIT業界はデータの取り合い合戦です。データを制する企業が世界を制します。
LINEは様々な事業や経営統合を通して「いまよりも幅広く大量の情報を集めて」本気でGAFAや中国ITに肩を並べるITインフラ企業になろうとしているのです。
目指すのは「世界」という事なんですね。
■強み・弱み、事業展望の口コミ
Vokerでは多くの社員が口コミとして事業展開について言及がありますが、LINEの強みや弱みは以下のようです。
LINE 平均年収
社員の平均年収:743万円(有価証券報告書調べ)
https://heikinnenshu.jp/kininaru/adk.html
LINEの平均年収は743万円で、部長だと1,241万円クラスになります。
業界では平均的で、社員としては「高くもないが不満でもない」という声が多いです。
■年収・給与面の社員口コミ
残業代は月5~10万円前後が相場のようです。
LINE 労働環境・働きやすさ
・残業は月平均24.9時間
https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a09100000066xh3&q_no=6
・ライフワークバランスはいい。作業は自分次第で部署によってリモートワークも可能。早く帰るのも自分の採用で決められる。ただ、業務量が少ないわけではない。
■ワークライフバランスの口コミ
■女性の働きやすさの口コミ
■LINEの女性の働きやすさ
・時短勤務など働きやすい環境が用意されている印象。
・口コミ評価を見る限り保育園も完備しており、女性の働き方や幸せを大切にする風土が根付いている体制のようです。
【LINEへ就職】選考のポイント
ここからはLINEに入社するためにすべきことを説明します。
LINEが求める人材
“社員が自分で考えて、スピード感を持って動ける人材”
ちなみに転職者は即戦力が求められます。
宣伝会議でのLINE人事担当の発言では、理由や詳細について詳しく言及しています。
何事も、自分自身で深く考えられる人です。「LINE」というサービスがこれまでになかったものであるように、当社のビジネスは「誰もやったことがないことをやる」ことが多いです。待っていても指示は来ませんし、過去の事例を探しても出てきません。よく"サッカー型"と説明するのですが、チーム=会社全体としての大きな方針はあるものの、いざピッチに立ったらプレーヤー=社員が自分で考えて動く。
人事担当者に聞きました「LINEで働くために必要な素養とは?」 https://mag.sendenkaigi.com/senden/201402/ad-recruit/001372.php
初めての環境でも、先輩社員の動きを見て即座に考え、自ら動くという主体性を何よりも重視しています。それができれば、知識は後からついてくると考えています。
人事担当者に聞きました「LINEで働くために必要な素養とは?」https://mag.sendenkaigi.com/senden/201402/ad-recruit/001372.php
どうやら「主体的に動く」という所は人事部としてもほしいスキルとの事です。
求める人材のポイント
LINEの事業内容や求める人材像から重要なアピール要素はずばり、
「やりたい事がすでに描けており、いますぐ実行したい!を伝える事」です。
私も普段LINE社と仕事をしており、LINEのビジネスや組織風度を理解してますが、この会社はとにかく様々な事業にチャレンジする風土です。
そして重要なのは「意思決定から実行までのスピードが“尋常ではなく早い"」という事。
その為ポテンシャル型よりも即戦力タイプで、常に課題意識が高く「こんな事が出来ないか?」をリアルに描けている人を好む傾向が高いです。
LINEにある土台を活用してチャレンジしたいアイデアがある人材は、ES・面接でも注目される可能性が非常に高いはずです。
過去のES•質問内容
次に、過去内定者のESを抜粋します。Unistyleに掲載される内定者の口コミから重要な点をまとめました。
以下が過去の内定者のESです。参考にしながらLINE攻略における重要ポイントを解説します。
ESや面接攻略のポイント
キーワードは「周りを巻きこむ」
過去の内定者ESにも「具体的にやりたい事がイメージ出来ている」という特徴があります。
LINEという幅広いプラットフォームがあるので、やれることは無限大です。その中でチャレンジングにすぐ実行できるという点は必ず押さえましょう!!
そしてLINEに限らず広告・メディア業界のESで重要なアピールでは
「周りを巻き込んで何かを成し遂げた」経験を語る事も重要です。
この業界は営業1人で解決する仕事がほとんどありません。開発、プランナー、代理店な人と一緒にプロジェクトを進めていきます。
周りの人と調和しながら仕事をリードしていける人材は広告・メディア業界に適性があります。ES・面接でも注目される可能性が非常に高いです。
ESや面接でもそのあたりの質問は必ず出てくるでしょう。
今までの経験で周りと力を合わせて課題を解決した事があれば記載しましょう。
【LINEへ転職】応募のコツ
エージェントは「複数登録」が必須
転職エージェントには様々なタイプがあります。
広告業界に転職を目指す人が転職エージェントを選ぶときは、「特化型」と「総合型」の併用することで成功率を上げるのが鉄板です。
- 業界特化型エージェント
求人数は少ないが、広告業界に特化した知識とアドバイザーが魅力 - 総合型エージェント
業種業界を問わず大量の求人案件を保有、守備範囲が広い
転職活動では主に上記2種のエージェントを同時に複数登録し進めていくようにしましょう。
【LINE】おススメ転職エージェント
実際にLINEへの転職で使うべきエージェントは以下です。
まずはこのエージェントをすべて登録してLINEの求人があるか探してみましょう!
①ビズリーチ(高収入特化型)
②リクルートエージェント(総合型)
③duda(総合型)
ビズリーチ
管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した転職サイトです。
しかし、登録した外部の転職エージェントからアプローチをもらうので、ほぼ転職エージェントに近い機能です。
ビズリーチは、「一定の水準をクリアした優秀な人材しかいない」と企業にアピールし、大手・優良企業のハイクラス向け案件を集めています。
ですので大手企業である「LINE」もビズリーチ経由で求人が回っている可能性が高いのです。
ビズリーチの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
リクルートエージェント
業界最大手「リクルートエージェント」です。
20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全年代におすすめできる転職エージェントです。
求人の取り扱い量が多いのははもちろんですが、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
まずこのサイトで気軽に「どんな企業の求人があるのかな?」といった所から調べてみると入りやすいと思います。
リクルートエージェントの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
doda
トップブランドの知名度と、豊富な求人数を誇る「doda(デューダ)」です。
dodaの保有する求人数は、リクルートエージェントに次いで高く。国内2位のボリュームです。
また、dodaの最大の特徴は、一般には出回らない「非公開求人」の割合が非常に高い点です。(※求人全体のうち8~9割ほど 2020年12月時点)。
実際に私もdodaからjekiの営業求人を発見しました。
他社に比べて、希望条件に見合う求人を多数提案してくれるという点で評価が高いエージェントになります。
dodaの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではLINEについて紹介しました。
LINEは収入も働き方も業界の平均水準より高く優良企業だといえます。
その分入社する事も非常に難易度の高い企業ですので、ぜひ企業研究を深めて先行に臨みましょう。
ここれをきっかけにLINEをもっと調べてもらい、選択の幅を広げてもらえればと思います
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