【広告業界の基礎知識】広告の媒体の種類の違いって?
はじめに
就活や転職で高い人気を誇る広告業界。
「華やか」「激務」「ブラック」という様々なイメージがある中、広告業界の具体的な仕事内容やリアルな働き方などについては、実際あまり知らないのではないでしょうか?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では、広告の「プランナー」の仕事に特化して、 広告プランナーの仕事内容や年収、キャリアパス、就職・転職するときに必要なスキルや資格などについて具体的にご説明していきます!
広告媒体の種類
世の中には、様々な媒体が存在し、そしてそれらの媒体から星の数ほどの広告が日々流れています。
あまりにも色々な媒体がありますが、世の中の広告で大きく種類を分けると、以下の3つの種類になります。
1.web広告
ホームページ、ブログ、メール、アプリなど、インターネットに掲載される広告です。表現方法は「テキスト」「画像」「動画」などの出し方があり、広告をクリックすると広告主のサイトやキャンペーンページなどへアクセス出来る点が特徴です。
2.マス広告
テレビやラジオ、新聞や雑誌などに掲載される広告です。不特定多数の視聴者、読者へ向けたいわゆる「マス」向けの広告で、表現方法「映像」「音声」「写真」などを組み合わせ、視聴者に対して製品やサービスの周知を行います。
3.SP広告
「セールスプロモーション」と呼ばれるもので、来店や購買を促進する為の役割を果たします。ダイレクトメール、折り込みチラシ、同封広告、会員誌広告、交通広告(OOH)などが該当します。
代表的なweb広告
リスティング
インターネットで検索エンジンに入力すると、キーワードに関連した広告が検索結果のトップに出てくると思いますが、あれのことです。検索(興味・関心がある)が基準になっているため、ターゲティングが正確に絞れており、コスパがいい広告です。
バナー
ホームページの中に、入っている広告のことです。このブログ内でいえば、右欄や下部に広告が出ているかもしれませんが、それの事です。ページの閲覧数が高いサイトであれば効果は大きく、価格もあがります。基本的に、どのサイトに掲載するのかは、DSPやASPといったプラットフォームが入札をして決定していきます。(DSPやASPといった難しい説明は別途記事で解説します!)
代表的なマス広告
テレビ
テレビは多くの人が視聴しているため、広範囲に一斉に告知することができ抜群のリーチ力のある媒体となります。
特徴
(1) 提供番組の選択する事でターゲットを絞ることが可能である。
(3) リーチの爆発力により、新商品のキャンペーンなどにも向いている。
(2) インパクトがあれば話題になる。
ラジオ広告
ラジオはテレビ同様に、タイムとスポットの2種類があります。ラジオは時間帯によってリスナーの年齢層が異なり、パーソナリティが番組を進行していきます。パーソナリティとリスナーとの 1対1でのコミュニケーションがあるなど、「つながり」が特徴である媒体であり、広告自体もリスナーとの「つながり」を意識した訴求内容が求められます。
特徴
(1) 親しみやすさから集客数が上がることが期待できる
(2) 車の運転中など「ながら聴取」となるのでTVより到達率は劣る
(3) ほかのマス媒体より低コストで済む
新聞
日本の新聞はほとんどの場合自宅に届けられる定期購読型であり、各世帯で目を通してもらえます。1ページで大々的に取り上げる“全面広告”や、各ページの記事の下部に取り上げられる“記事下広告”などがあります。
特徴
(1) 社会的信頼性と公共性の高いため、掲載される情報の信用度が高い
(2) 信頼性が高さが特徴なので、謝罪広告や、企業イメージ広告などにも適する
(3) 地域ごとでの情報を発信できる
代表的なSP広告
ダイレクトメール
よく業界では略して「DM」と言っている広告になります。顧客の自宅に、直接的に郵送される商品案内やカタログを指します。このように顧客をセグメントしてアプローチできる点が特徴で、見込み顧客である個人に対してのアプローチになる為、購入の最後のひと押しを手助けします。
特徴
(1)小冊子やカタログ等で送る事が出来るので、伝える情報が他の媒体より多い
(2)セグメントをしっかりかける事で費用対効果が高い
交通・屋外広告(OOH)
渋谷のスクランブル交差点を見渡すと360°一面広告が目に入ると思いますが、まさに屋外広告の宝庫です。エリアを絞り大々的に告知が出来る為、○○駅にしかない「店舗」系の広告に使われる事が多いです。
キャンペーン
「広告」と「プロモーション」をはっきりすみ分けた場合、キャンペーンは「プロモーション」の領域になりますが、これも広告の一種と考えていいでしょう。
よく、「700円以上買ったら限定くじが引ける」といった期間限定のキャンペーンをコンビニさんで実施していますが、あれのことを指します。
最終的な購買の意思決定をひと押しする広告手法になります。
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