【新卒・中途の企業研究】KADOKAWAの年収は?就職のポイントは?
コロナ禍で難しくなる就活や転職。
就活や転職活動スキルは学びつつ、受けたい人気企業の研究は出来てるでしょうか?
こんな疑問を解決する記事を用意しました!
本記事では、広告代理店に勤めている筆者が以下を紹介します。
・KADOKAWAの事業や成長性
・年収や残業は?社員によるリアルな口コミ
・ESや面接内容から見る就職、転職のポイント
この記事を参考にしていただき、現在の自身に置かれた状況ややるべきことを少しでも理解して頂ければ幸いです!
KADOKAWA 会社情報
事業領域
KADOKAWAの事業内容は「映画・ゲーム分野」「インターネットサービス分野」「出版分野」「その他事業」という4つのビジネスを手掛けています。
KADOKAWAについてイメージ出来そうでしょうか?色々な事業があるため、あまりよく分からないのではないでしょうか?
KADOKAWAの仕事について、事例で分かりやすく説明していきます。
■手がけるサービス・事例
1.映像・ゲーム分野
まずは映像・ゲーム分野について説明します。
映画化し、人気の高さで異例のロングランを果たした「君の名は。」
このヒット作を生み出したのはKADOKAWAです。
この他にも「新世紀エヴァンゲリオン」「リング」「らせん」など、社会現象を巻き起こしたヒット作を生み出してきました。
自社原作書籍をアニメ化し、両方をビジネスとして最大化させるという使命でKADOKAWAアニメはヒット作を常に作り出してします。
従来の自社原作TVシリーズに加えて他社原作アニメ、配信事業、海外展開、ゲーム化、人気TVシリーズの劇場アニメ化など、IP活用領域の拡大を図っています。
ゲーム事業では、ゲームソフトウェアおよびネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾などを行っています。
有名なところでいくと、家庭用ゲームソフト『DARK SOULS』シリーズは2020年5月に全世界でのシリーズ累計販売本数が2,700万本を突破しました。
2019年3月に発売された『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は北米で開催された「The Game Awards 2019」でGame of The Yearを受賞するなど、グローバルでのヒットを記録しました。
映像事業同様、ゲームの新規IP創出とゲームによるIPの拡大展開を狙っています。
2.インターネットサービス
Webサービス事業では、動画コミュニティサービスの運営、各種イベントの企画・運営、モバイルコンテンツの配信などが中心です。
KADKAWAは2014年に新興IT企業ドワンゴと経営統合をして新生KADOKAWAになりました。
ドワンゴといえば、ニコニコ動画ですよね。
動画プラットフォーム「ニコニコ動画」を運営する他、ネットの世界をリアルに再現したイベント「ニコニコ超会議」も運営しています。
他にも、世界最大のアニメソングイベント「アニメロサマーライブ」といったイベント主催をしてます。
「ネットに生まれて、ネットでつながる。」をコンセプトに、斬新なアイデアと高い技術力を強みに、多彩なデジタルコンテンツやサービスを展開しています。
3.出版事業
次に、出版事業について詳しく説明します。
KADOKAWAでは、雑誌や電子書籍といった出版事業が売上や利益の大部分を占めています。
出版市場自体が縮小する日本社会で、出版企業は苦境に立たされていることが想像できそうですが、電子書籍が売り上げを支えてます。
KADOKAWAには独自の電子書籍ストア「BOOK ☆ WALKER ストア」があります。
紙書籍の売上が徐々に減少する一方で、この電子書籍の売上が毎年伸びていることがわかります。
ここでの売り上げやAmazon等への外販売上が30~50%の成長をしているのです。
ライトノベルがアツい
小説やビジネス系の書籍では既に力のあるKADOKAWAですが、最近伸びているのは「ライトノベル」といわれるジャンル。
「マンガ・萌え絵のイラストレーション、挿絵を多用し、登場人物のキャラクターイメージや世界観設定を予め固定化している」というジャンルですが、
分かりやすいタイトル例で言うと、涼宮ハルヒやソードアートオンライン、Reゼロなどです。
有名なこれらのIPはすべてKADOKAWAが産んできました。
今も昔も、出版を軸としてこのような新規IPの創出がメインビジネスです。
コミックス分野でも、鬼滅の刃、呪術廻戦といったメガIPを生み出す集英社に負けじと、次のヒットコンテンツを生み出していくことが課題です。
■今後注力する事業・成長性
KADOKAWAは、様々なのメディアで成果を上げて、多角的に事業を展開していることを説明しました。
ここからは、KADOKAWAの強み・弱みや今後の事業展開について説明します。
■強み・弱み、事業展望の口コミ
Vokerでは多くの社員が口コミとして事業展開について言及がありますが、KADOKAWAの強みや弱みは以下のようです。
出版やゲームといった主軸の事業は未だ強いですが、webやオフィスといった新規事業をどこまで伸ばせるのかが課題のようですね。
また、今後の事業展開について2021年度決算報告書では、IPに力を入れ、DXをより強く推進ていく中期計画を立てています。
IP(新しいコンテンツ)の開発・製造・宣伝・流通・販促のあらゆる面でDX(デジタル化)を進め、IPの付加価値を向上させ ながら、メディアミックスとグローバル展開で顧客拡大を行います。
要は、KADOKAWAも、鬼滅や呪術のようなメガヒット作品を作るために力を入れていき、その中でデジタルを駆使してコンテンツを世界中に広げ、成長させて頂く事が目標なんですね。
ECや電子書籍の市場が拡大。出版事業は開発販売双方のDXを進め新たな成長軌道へ入った。編集人材とデジタルマーケティングに投資し、新規IPを市場に積極投入する。
このように、電子書籍をより伸ばしていく事も注力していくようです。
KADOKAWA 平均年収
社員の平均年収:833万円(有価証券報告書調べ)
https://heikinnenshu.jp/kininaru/adk.html
KADOKAWAの平均年収は833万円になります。
世の中の企業や業界内でもいい方で、社員からは「不満はない。必要十分な額が支給される」という声が多いようです。
■年収・給与面の社員口コミ
残業代は月8~10万円以上出るようで、残業代で年収があがるイメージになります。
KADOKAWA 労働環境・働きやすさ
・残業は月平均32.3時間
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000G1hy
・働き方は部署による。編集部は忙しそう。テレワークやフレックスの制度が充実しており、比較的自由に働きやすい。
■ワークライフバランスの口コミ
■女性の働きやすさの口コミ
■KADOKAWAの働きやすさ
たしかに、残業時間32.3時間というのは他の企業に比べて少ないほうです。
なかでも、出社時間などが完全に融通できるフルフレックス制度がとても好評のようです。
社内の雰囲気も、仕事内容も幅広く様々な社員がおり自由な雰囲気です。
【KADOKAWAへ就職】選考のポイント
ここからはKADOKAWAに入社するためにすべきことを説明します。
KADOKAWAが求める人材
ダ・ヴィンチニュースで、KADOKAWAの人事担当の記事で、求める人材やその理由、詳細について言及しています。
こちらとしても、メディアミックス型の企業だからと拡散型指向の学生だけを求めているのではありません。まずはひとつのジャンルにぐっと入っていくタイプを求めています。
ダヴィンチ・ニュース巨大なメディアミックス企業化を図るKADOKAWAが求める人材は「主体的なオタク」
KADOKAWAの採用ページには、「私たちと一緒に、『新しい物語』を、日本に、そして世界に向けて作り出していきませんか?」という社長のメッセージが掲載されています。
KADOKAWAは常に、新しいコンテンツを新しい形で世の中に出してきました。
そして、これからも、新しいものを一緒に生み出し続けられる社員を求めているというメッセージでしょう。
KADOKAWAの今後の事業展望からも、求める人材が見えてきます。
KADOKAWAは今後、IPの開発・製造・宣伝・流通・販促のあらゆる面でDXを進め、IPの付加価値を向上させ ながら、メディアミックスとグローバル展開で顧客拡大を行う事を中期経営計画としてあげています。
ここからまず考えられることは、今後、ますます編集人材とデジタル人材に積極的に投資していくという事です。
新規コンテンツを今まで以上に生み出していく為、優秀な編集人材は大いに求められるでしょう。
また電子書籍やアプリといったプラットフォーム作りなど、DXも推進していきます。
アプリやEC、SNSといったデジタルのシステムをどんどん活用していくため、デジタル人材も求められるでしょう。
求める人材のポイント
重複しますが、KADOKAWAの事業内容や求める人材像から重要なアピール要素はずばり、
「私は○○が得意で、○○を通して社会に貢献したい」と伝える事です。
私の会社もKADOKAWAと仕事をしており組織風土を理解してますが、この会社は多岐にわたる事業があり、その道のプロフェッショナルが多い雰囲気です。
しかしその中で、皆さん自身の仕事に対して情熱やプライドを持っている印象があります。
「私は○○が得意で、○○を仕事にしていきたい」という情熱がある人が多く、求人でもそういった人を求める傾向が高いと推測しています。
ESや面接攻略のポイント
ESや面接でのポイントは何??
キーワードは「周りを巻きこむ」
そしてKADOKAWAに限らず広告・出版業界のESで重要なアピールでは
「周りを巻き込んで何かを成し遂げた」経験を語る事も重要です。
この業界は営業1人で解決する仕事がほとんどありません。作家や仕入先、クライアント、社内のスタッフと一緒にプロジェクトを進めていきます。
作家やクライアントは自分達の世界観や価値観が強い人が多いので、上手く立ち回らなければいけません。
周りの人と調和しながら仕事をリードしていける人材は適性があります。ES・面接でも注目される可能性が非常に高いでしょう。
ESや面接でもそのあたりの質問は必ず出てくるでしょう。
今までの経験で周りと力を合わせて課題を解決した事があれば記載しましょう。
【KADOKAWAへ転職】応募のコツ
エージェントは「複数登録」が必須
転職エージェントには様々なタイプがあります。
出版業界に転職を目指す人が転職エージェントを選ぶときは、「特化型」と「総合型」の併用することで成功率を上げるのが鉄板です。
- 業界特化型エージェント
求人数は少ないが、業界に特化した知識とアドバイザーが魅力 - 総合型エージェント
業種業界を問わず大量の求人案件を保有、守備範囲が広い
転職活動では主に上記2種のエージェントを同時に複数登録し進めていくようにしましょう。
【KADOKAWA】おススメ転職エージェント
実際にKADOKAWAへの転職で使うべきエージェントは以下です。
まずはこのエージェントをすべて登録して求人があるか探してみましょう!KADOKAWAへの入社で使うべき転職エージェント
①ビズリーチ(高収入特化型)
②リクルートエージェント(総合型)
③duda(総合型)
ビズリーチ
管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した転職サイトです。
しかし、登録した外部の転職エージェントからアプローチをもらうので、ほぼ転職エージェントに近い機能です。
ビズリーチは、「一定の水準をクリアした優秀な人材しかいない」と企業にアピールし、大手・優良企業のハイクラス向け案件を集めています。
ですので大手企業である「KADOKAWA」もビズリーチ経由で求人が回っている可能性が高いのです。
ビズリーチの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
リクルートエージェント
業界最大手「リクルートエージェント」です。
20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全年代におすすめできる転職エージェントです。
求人の取り扱い量が多いのははもちろんですが、機能面でも「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
まずこのサイトで気軽に「どんな企業の求人があるのかな?」といった所から調べてみると入りやすいと思います。
リクルートエージェントの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
doda
トップブランドの知名度と、豊富な求人数を誇る「doda(デューダ)」です。
dodaの保有する求人数は、リクルートエージェントに次いで高く。国内2位のボリュームです。
また、dodaの最大の特徴は、一般には出回らない「非公開求人」の割合が非常に高い点です。(※求人全体のうち8~9割ほど 2020年12月時点)。
実際に私もdodaからjekiの営業求人を発見しました。
他社に比べて、希望条件に見合う求人を多数提案してくれるという点で評価が高いエージェントになります。
dodaの評判について詳しく知りたい方はこちら☟
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では伊藤忠について紹介しました。
KADOKAWAは事業内容や年収に大変魅力がありますね。
その分入社する事も非常に難易度の高い企業ですので、ぜひ企業研究を深めて先行に臨みましょう。
これをきっかけにもっと調べてもらい、選択の幅を広げてもらえればと思います
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