【広告の仕事内容】LINEアカウント運用について、運用が出来る代理店は?
はじめに
就活や転職で高い人気を誇る広告業界。
「華やか」「激務」「ブラック」といったイメージがある中、具体的な仕事内容やリアルな働き方については実際あまり知らないのではないでしょうか?
突然ですが、皆さんはどこかの企業のLINEアカウントの友だちになってますか?最近、LINEアカウントで様々な企業がメッセージ配信していますよね。
広告代理店はこれらのLINE運用案件に大きく関わっています。
今回、筆者が仕事をしているLINEアカウント運用について説明します。本記事では以下が理解できます。
・広告の仕事であるLINEアカウントの運用の仕事内容について
・仕事の魅力や大変な事
・LINE運用が出来る広告代理店について
LINEアカウント運用について
よく配信が来るLINEアカウントですが、大まかに以下の仕事があります。
LINEアカウント配信
企業からメッセージが来るアカウントの運用をします。
友だちに対するメッセージの配信が主な仕事です。
ユーザーが興味を持つようなメッセージを定期的に配信して広告効果を果たします。
LINEアカウント友だち集め
アカウントで配信する前に、出来るだけ多くの人をアカウントの友だちにする必要があります。
コカコーラやソフトバンクなど、活発なアカウントは友だちが3千万人もいるアカウントもあります。(日本人の4人に1人くらい。。
たくさん友だちを集めながら、その人たちへ効果的にメッセージを配信する事が重要なのです。
企業がLINE運用する目的
一見賑やかなLINEビジネスですが、裏では企業の緻密な狙いがあります。
企業がLINEをする理由は1つで、それは幅広い顧客(ターゲット)への広告宣伝です。
LINEのユーザーは以下です。
また、LINEと他のSNSの比較は以下です。
このようにLINEは国民のほとんどが毎日利用しており、幅広い層へリーチする広告媒体としてとても重要なのです。
【具体的な仕事内容】家電量販店LINE運用
それでは、筆者が運用している企業を例に具体的な仕事内容を紹介します。
日々のLINE配信対応
メイン業務として、日々メッセージ配信の仕事をしています。
LINE株式会社は配信作業をしません。同社はLINEというプラットフォームを提供するだけで、その中の運用は代理店に任せてます。
企業のマーケターも大変忙しいので、自社で作業するのではなく代理店に任せたがります。
なので、代理店が配信の運用をするのです。
LINEの管理画面から配信設定作業
企業のアカウントには、LINEから与えられるこのような管理画面があります。
代理店は配信内容やデザインを考えて、この管理画面から「誰に」「いつ」送るのかなどの配信の設定まで行うのです。
LINE SPキャンペーン
先ほど言った通り、配信する前にアカウントの友だちになってもらう必要があります。
皆さんは、友だち追加でスタンプ、LINEポイントGETなど経験した事はありますか?
まさにあれがLINE SPキャンペーンという友だち獲得の施策です。みなさんは知らず知らずのうちに企業のアカウント友だちになっているのです。(笑)
企業は、スタンプやLINEポイントがもらえるキャンペーンを通して大量の友だち獲得をしていきます。
LINE運用の魅力、大変な点
①デジタル、SNSの知識が増える
この仕事の1番のメリットは、デジタルやSNSの知識がつく点です。
SNSのアカウントにどのように友だちを集まるか、集めた後どのような配信をしてユーザーに見てもらうか常に考えます。
どの企業もSNSビジネスする事が必要になる中で、効果的に運用するスキルが上がる点は、市場価値の向上に繋がるのです。
転職市場でもデジタルやSNS運用の経験者重宝されるのです。
仕事の大変な点
この仕事の大変な点は、日々運用する工数が多い点です。
頻繁にメッセージ配信する企業であればそれだけ配信作業が増え、日々依頼に対応しなければなりません。
休みの日にも配信対応がある事も少なくなく、運用は2人以上で回す必要があります。
受注する事が大変
また、LINEの運用は基本的にずっと同じ代理店が行います。
なぜなら同じ代理店でないと、日々の配信の何が良かったのか、何が悪かったのかPDCAを回せないからです。
つまり、LINE運用は代理店にとって、年間の大型契約のチャンスなのです。
その為多くの代理店が狙っており、競合となるので受注のハードルが上がります。
私も、家電量販店のアカウント運用では年間数億円の規模で、数社のコンペの中で2〜3ヶ月提案を行い、苦労しながら受注しました。
LINE運用が出来る代理店
ここからはLINEの運用ができやすい広告代理店を紹介します。
サイバーエージェント
まずは言わずと知れたWeb広告代理店サイバーエージェントです。
もともとデジタルに強みを持っており、LINE運用面も他の代理店に比べて経験値がずば抜けている印象があります。
複数の口コミ情報によると読売広告社の平均年収は734万円程度です。課長クラスで約900万円以上、部長で1,000万円以上という年収推移になり、1,000万円の大台も余裕で目指せる企業になります。
CDG
続いて、余り知られていない企業CDGです。
もともとノベルティ販促に強みを持っておりましたが、デジタル領域も拡げ、特にLINE運用面は専門部隊が存在するなど、他の代理店に比べてLINEへの取り組みに特化して取り組んでいる印象があります。
複数の口コミ情報によると読売広告社の平均年収は560万円程度です。課長クラスで約700万円以上、部長で1900万円以上という年収推移になります。
まとめ
今回は広告代理店の仕事、LINEアカウントの運用について説明しました。
ぜひ本記事を参考にしながら、改めて世の中にある企業のLINEアカウントを見てみてください。
そしてその裏では企業や代理店がどのような仕事をしてるのか想像してみてください!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません