【広告会社の仕事内容】 営業の業務内容とは?

2020年10月23日

はじめに

就活や転職で高い人気を誇る広告業界。

「華やか」「激務」「ブラック」という様々なイメージがある中、広告業界の具体的な仕事内容やリアルな働き方などについては、実際あまり知らないのではないでしょうか?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

この記事では、広告の「営業」の仕事に特化して、普段営業がどのような仕事をしているのか具体的に説明していきます。

広告代理店の営業の役割

広告代理店の営業の役割は以下です。

・全体をコントロールする指揮者のような役割
・会社に「利益」をもたらす役割

この役割が営業のミッションです。

営業が行う具体的な仕事は、常にこの役割に沿っています。

①営業は全体をコントロールする指揮者である

広告会社の営業はクライアントの要望を聞きだして、案件(お金)を生み出していく重要な役割を担っています。

営業は顧客とコミュニケーションを取るほか、社内の他の部門を指揮をします。

時にはミーティングを設定して、プロジェクト全体を俯瞰しながら滞りなく案件を進めていくという役割があります。

サッカーのポジションで例えると、「ボランチ」といってもいいかもしれません。

ボランチと言えば、ゲームの流れや状況を見極めながらパスを出したり守備をしたりして試合をコントロールしていく役割があります。

いわばピッチ内の「監督」と言ってもいいポジションですね。

オーケストラで例えるなら、様々な音色をコントロールする指揮者が当てはまります。

広告業界における「営業」も、彼らと同じような役割が求められます。

②営業は「利益」を考える

どんな会社も「利益」をあげる為に活動しています。

広告会社も例外ではなく、どんなにいいクリエイティブを創ろうが、どんなに面白いコピーを創ろうが、それが「お金」に変わらなければ会社としてはハッピーではありません。

営業は、「チーム(会社)の勝利(利益をあげる)」というミッションを常に考えて、常に周りを見ながら全体を動かしていく仕事が求められます。

広告の営業に必要なスキル

①コミュニケーション能力

広告営業は、クライアントの要望をヒアリングした上で、最も効果の高い広告を提案する仕事です。そのため、「顧客の要望を引き出す力」や「相手の意見を理解する力」などが広告営業における最大の武器になります。

自分の話を聞かせるのではなく、相手の話を聞き、それに対して期待以上の提案ができるような広告営業が求められます。

②情報伝達能力

クライアントから聞き取った要望や情報は、自社の専門担当者や他社のメディア担当者などに的確に伝える必要があります。また、クライアントに対して「できること・できないこと」を伝えたり「作成した広告の意図」などを説明したりする必要もあるでしょう。

広告営業は、クライアントと制作チームをつなぐ役割を担っているため、正確でわかりやすい情報伝達スキルが求められます。

③スケジュール管理能力

広告は、クライアントやメディア担当者、デザイナーなど、複数の人で協力して作り上げるものです。広告営業はその架け橋となる存在ですから、各担当者のスケジュールを管理し、円滑に業務を進めるための進行管理を行う能力が必要となります。